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優秀賞を獲得した稲西さんがWAPインターンシップで得た多くの学びとは?

みなさんこんにちは!
今回のインタビューは、2016年夏の株式会社ワークスアプリケーションズ(以下WAP)のインターンシップで見事、優秀賞入社パス(※)を獲得した、稲西佑紀(いなにしゆき)さんのインタビューです。
インタビューをしていく中で、稲西さんは、特にWAPで多くの学びを発見し、今でも実践していると感じました。「WAPのインターンシップって何がいいの?」「参加しようか迷っている…」という学生は是非読んでみてください!

※入社パス
WAPのインターンシップで、高いアウトプット、およびそれに至るプロセスを高く評価されて修了した学生に与えられる権利で、WAPの創業経営者である牧野正幸が2002年に考案した制度。 入社パス取得時に在籍している教育機関卒業後の3年間(2017年9月現在)なら、WAPへの入社権利をいつでも行使できる。 WAPの採用部門から専任担当が付き、充実したキャリアサポートも受けられ、新卒で行使する以外に 起業や留学など、さまざまなチャレンジに3年間を費やすことが可能。

 

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 稲西佑紀さん

文学部で心理学を専攻
2年生の夏よりWeb系企業の長期インターンシップに参加
2016年、夏のワークスアプリケーションズ(以下WAP)のインターンシップで入社パスと優秀賞を獲得。

「文学部ってどこに就職するんだろう?」就活の不安と長期インターン

━━まず、大学でどんな勉強をしていましたか?
専攻は心理学で、その中でも臨床心理学を勉強していました。主に抑うつや不安のメカニズムや、臨床的なアプローチの方法について勉強していました。他にも、実験や質問紙調査を行い、心理統計学を使ってデータを分析することもありました。

━━勉強以外に何か活動はしていましたか?
長期インターンシップをしていて、Webメディアの運営に携わっていました。

━━もともとWeb系に興味があったんですか?
もともと興味はありました。でも、長期インターンシップを始めた一番の理由は、就活が不安だったからです。「文学部ってどこに就職するの?」と他学部の人とかに聞かれたり、ネットで「文学部は就職に不利」とか言われているのを見たりするうちに、自分でも、たしかにビジネスの知識や、働くイメージを全然持てていないな、と不安になりました。なので一度、会社で働く経験がしたいと思ってインターンを始めました。

━━始めたのはいつからですか?
2年生の夏から3年生の就活解禁直前まで、全部で2つの会社でインターンをしていました。1社目は1年間続けていました。

━━それぞれの会社では、どんなことをしていたのですか?
1社目では、記事の企画や編集、SEO対策のほか、専門家の方に記事を監修していただくための営業をやっていました

2社目では、Webメディアの立ち上げに携わっていました。
1社目ではメディアのコンテンツを作ることに注力していたので、その経験を活かしつつ、メディア自体を作ることに挑戦してみたくて。

━━Webメディアの立ち上げ!すごいですね。具体的にはどういう仕事ですか?
メディアのターゲットやコンテンツの方向性を考えるのはもちろん、競合や市場の分析や、デザインについても考えていました。

━━このインターンシップでの経験がその後の就活にもつながっているんですか?
繋がっていると思います。
長期インターンでWeb系の企業に魅力を感じたことから、そのままWeb系の企業を中心に就活をしていました。
一方で、視野を狭めすぎるのも良くないと思ったので、近い業界としてIT系も見ていた感じです。
大手かベンチャーか、ということはあまり気にしておらず、幅広く見ていました。
実際に就活をしていて、Web系、IT系の業界は成長できる環境だなと思いました。業界としても成長していて、勢いがあり、働いている人も生き生きしているのも感じました。優秀な人も多いし、移り変わりのスピードが速い業界なので、ある意味強制的に勉強していく必要があり、自分の成長にも繋がると思いました。そして多くの業界に参入しているので自分の視野を広げることもできると思いました。

WAPインターンシップで気づいた、学びを「一般化する」大切さ

━━WAPのインターンシップにはどういう心境で望んでいましたか?
当時は他社のインターンシップで落ちることも多く、けっこう自信を失っていました。でもそのおかげで変なこだわりやプライドを持たずに、学んだことを全部吸収しようという気持ちで参加できました。

あとは、先ほどお話した、長期インターンシップで学んだことを試してみようという思いがありました。ちょうどその頃、長期インターンシップで、「元をたどれば同じミス」を繰り返してしまって、怒られることがあったんです。
なので、言われたことだけを直すんじゃなくて、「その失敗の本質ってなんだろう、相手はどういうことを言いたかったんだろうか」ということを考える必要があるなと思って。それを、WAPのインターンシップで試してみようと思っていました。

━━それをWAPインターンシップで実際に試して、得られた学びはありますか?
結果的に、これを意識して臨んだことが優秀賞獲得に繋がったと思っています。
1箇所アドバイスをもらったら、その本質を考えて、アウトプット全体に活かしていく。そうすることで、学びの1つ1つを最大化できました。

この経験から、学びを「一般化」することの大切さに気づきました。ピンポイントな学びでも、一般化すればどんなところでも使えるようになる。この考え方は、インターンシップ以降も大切にしています。

━━その他に、WAPインターンシップで得たことは何でしょうか?
1つは、スケジュールの立て方です。「今日1日のゴールはこれ、この1時間のゴールはこれ」と決めて、それを実現するためにやることを具体的なスモールステップに分解することを意識していました。
また、優先順位についても同じで、「これが実現したら一番メリットが大きいから最優先でやろう」と取捨選択を徹底していました。
限られた時間の中で、最良のアウトプットを出せるよう意識していましたね。

2つ目は、伝え方を考えるようになりました。例えば、インターンシップの途中で社員さんにレビューをいただく時間があるのですが、そのときに、短い時間で自分のアウトプットの魅力をどう伝えたら良いかを考えていました。頭から全部話すのではなく、推したいポイントを要約して話したり、一目で理解してもらえるよう工夫したりして、自分のアウトプットを伝えていました。

━━WAPインターンシップ中に、壁にぶつかったことはありますか?
インターンシップの課題自体で壁にぶつかったことは少なかったです。アドバイスされたことを意識して、個人で黙々と改善を繰り返すスタイルが自分に合っていたと思います。でも、人と比べて自信を無くしてしまう場面は多々ありました。参加者には優秀な人がたくさんいて。
「1番を目指したいけど、この人達にはきっと敵わないだろうから、言わないでおこう」と勝手に人と比べて、負い目を感じて、自分にストッパーをかけていました。
でも、最初から諦めていては絶対に1番(最優秀賞)なんて取れる訳がないと気付いて。
その日から、「1番になりたい」と宣言するようになりました。


━━稲西さんは、WAPインターンシップで1つ1つの学びを発見し、吸収し、実践できて、本当にすごいですね!社員さんの具体的なお話で印象に残ったことはありますか?
ある社員さんの「早く、小さく、多く失敗すること」という言葉が心に刺さりました。私は、これまで積極的に「失敗をしよう」と思ったことなんて一度もなかったから、衝撃を受けましたね。どちらかと言えば、なるべく失敗しないように、慎重に生きてきました。でも、この言葉のおかげで、「良い失敗」はどんどんするべきだ、と思えるようになりました。


良い失敗というのが、この「早く、小さく、多く失敗すること」です。
小さな失敗を早い段階でたくさん繰り返せば、結果的に致命的な失敗は防げるし、より良いものが生まれるなって。
失敗を恐れていたこれまでの人生を省みるきっかけにもなり、この考えもビジネス以外のところでも大切にしていきたい教訓になりました。


━━なるほど!WAPインターンシップでの学びは、社会人として働く上でとても大切なものばかりですよね。稲西さんはDisruptorコース(※)でグループワークも体験しましたが、個人ワークとどのような違いがありましたか?

※Disruptorコース

インターンシップの中で特に優秀な成績を修めた者をDisruptorという様に評価し、その素養を高く持っている人が対象となる。
その素養を持っている人が、能力を開花させて真のDisruptorになってもらうためのコース。

個人ワークでは、自分さえ理解できていればどんどんワークを進めることができましたが、グループワークではメンバー全員の認識を揃えなくてはならず、苦労しました。その中で、2つの大切なことに気づきました。

1つは正しく言語化することです。
同じ言葉を使っていても、実はみんな捉え方が違った、という場面が何度もありました。誰しも、無意識のうちに自分なりの解釈を巡らせてしまっていると思うんです。
それが後で致命的なズレに繋がる可能性もあるなと。一回一回立ち止まって、認識をすり合わせることの大切さを痛感しました。

もう1つは、メンバーと自分を客観的に見ることです。
グループのメンバーと顔合わせしたときに、個人ワークではどんなことを評価されてきて、どのようにグループワークに貢献できそうかを自己紹介し合ったんですね。
でも、個人ワークのときの強みと、そのメンバーで集まったときの強みって、もしかしたら違うのではないかと思って。
環境が変わったら、その都度自分をその中で相対化して、強みを見つけるのが大切だと感じました。
私は個人ワークで「想定が深いこと」が強みだと言われました。でも、グループのメンバーに、もっとすごい人がいて(笑)。私はその強みではチームに貢献できそうにないと思って、別の役割を探していました。

何かで貢献しなきゃと思ってはいたんですが、メンバーは皆めちゃめちゃ頭の回転が早くて、当初は全然ついていくことができませんでした。でも、あるとき議論の輪から一歩離れて、みんなの様子をじっと見ていたら、議論の流れやみんなの認識のズレなどがわかるようになったんです。そこで、私は議論を俯瞰で見る役割のほうが力を発揮できるなと。それで、グループでは調整役に回るようになりました

同じの課題に対し、個人ワークとグループワークの両方を経験することができたので、一層学びが多かったと思います。
それまでは、他社のインターンシップ選考のグループワークすら満足にできなかったのですが、WAPインターンシップを終えてからは、むしろ得意分野になりました。

 

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(Disruptorコース特別プログラム:シリコンバレーツアーでの稲西さん)

インターンシップ後の就活。稲西さんがWAPに決めた理由とは?

━━インターンシップ後すぐにWAPに入社を決めていたんですか?
インターンシップ後は、実はあまりWAPに入社しようとは思っていなくて、Web系やIT系を中心に就活を続けていました。
結局、それらの業界のベンチャーから大手まで、幅広い企業から内定をいただきました。でも、結局WAPに入社を決めた理由は3つあります。

1つめは、WAPにいくとワクワクできたことです。
インターンシップ後にキャリアサポートとして面談をしてくださるのですが、毎回面談が終わるたびにワクワクしている自分がいて。
自分自身のモチベーションを上げてもらえるのはもちろん、社員さんのお話を聞いて、皆さん生き生きしているなって思ったり、WAPがこれから取り組もうとしていることに魅力を感じたり。
「こんなにワクワクさせられて、WAPってすごく自分に合っているんじゃないか?」と思うようになりました(笑)。
多分どの会社に入っても、モチベーションが下がってしまうことはどうしてもあると思うんですが、WAPなら、きっと何かしらにモチベートされて、何度でも復活できそうだなっていう安心感がありました。

2つ目は、自分がやりたいことが結局わからなかったからです。
自分が人生を懸けてやりたいこと、ファーストキャリアで全力で取り組みたいことが明確には見つからなくて。だったら、やりたいことが見つかった時にそれができるように、個人の能力を伸ばしておくのがいいのかなと考えるようになりました。
そういった意味で、WAPは汎用的な能力を鍛えられるのが魅力だと感じました。インターンシップでもそうだったのですが、すごくメタな視点で仕事を捉えているような気がして。どこへ行ってもある程度やっていける能力を身につけられると思いました。

3つめは、WAPで働けば、自分に自信がつくと思ったからです。
私は人生を通して「自分のことを大好きになりたい」と思っています。
昔からネガティブな性格で、何をやっても自己否定的に捉えてしまうことが多かったんです。それであるとき「根本的に自分のことを好きにならないと、どんなに成功しても幸せにされないな」と気づきました。
そのような思いの中でWAPの社員さんを見ると、みなさん自信に溢れていて魅力的に感じました。
例えば、2年めの社員さん同士が「○○さん、1年前と比べてすごく自信がついたよね」という話をされているのを聞きました。やはり難しい仕事をこなしているからこそ、自信が生まれるんだろうな、と感じて。
そんな風に自信が持てる環境がWAPにはあるんだという期待が生まれました。

就活を振り返って感じること。就活生へのアドバイス

━━就活を振り返って思う事と、これから就活をする学生/就活中の学生にアドバイスはありますか?
自分自身の反省をふまえて、3つアドバイスがあります。もし共感するポイントがあれば、参考にしてもらえれば幸いです。

1つ目は、「物事をネガティブに見ているかも」と自分で気づけるようにしたほうがいい、ということです。
これは、一部の人にしか当てはまらないと思うのですが(笑)。私は先程から言っているように考え方がネガティブになりがちだったので、自己分析や、そこから生まれるエピソードの端々に、たぶんネガティブな要素が現れていたと思うんですね。そういうネガティブフィルターをかけなければ、もっと違う自分を発見できていたかもしれません。もし、私と同じような人がいたら、「いま、ネガティブフィルターを通していないかな」と立ち止まって考えてみてほしいですね。


2つ目は、「どうせ無理だから」と最初から諦めるのはもったいない、ということです。
私も夏のインターンシップの頃は、「どうせ受からないだろう」と思って選考を受けないでいることがありました。
WAPのインターンシップについても同じで、当初は「文学部なのにIT系のインターンでやっていけるんだろうか?」と不安でした。
でも、諦めずに頑張って、成果を出せたことがきっかけで、少し考え方を変えることができました。その後も、「どうせ受からない」と思っていた企業の冬インターンを受けてみたら、意外と受かったりとか。先入観で、最初から諦めちゃだめだな、と痛感した出来事でした。

3つ目は、「就活のために何かをする」という考え方は必ずしも良いとは限らない、ということです。
私は、結果としてWAPに出会えたからよかったんですけど、就活のために長期インターンシップに行くなど、学生生活の多くを就活のために使っていました。でも「就活のため」っていうモチベーションじゃなく、シンプルに好きだから打ち込める活動をやるのも全然良いし、むしろそっちのほうが良いと思いました。好きなことを突き詰めてきた人の話を聞くと、本気でやるからこそ得られる経験や学びがあると感じます。それが結果的に、就活で話すエピソードとしても魅力的なものになってくると思いました。だからもし、就活が不安で好きなことをセーブしようとしている人がいたら、一度考えてみてほしいですね。

━━文学部出身の稲西さんだからこそ、3つ目のアドバイスがより説得力がありますね!良いアドバイスをありがとうございます!

 

(インタビュー感想)
今回は、WAPインターンシップで1つ1つ多くの学びを発見し、実践している稲西さんのインタビューでした。
「WAPのインターンって自分もやっていけるかな?」
「ITの知識全くないし・・・」
と思っている人は、稲西さんのアドバイスにもあるように、最初から諦めないで挑戦してほしいと思います!就活生だけでなく、1、2年生も「早く、小さく、多く」失敗する経験をWAPインターンシップでしてから、就活に臨んでみてはどうでしょうか?

 (取材・文責/高木)

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