自信がない?ならば、ワークスのインターンで「打席」に立て。
今回インタビューを受けてくれたのは、今年の夏のインターンシップで、人とは違う視点をもち、持ち前の実行力を発揮してライバルに圧倒的な差をつけ、会場内で最も優秀な評価を獲得した学部3年生の木村大夢(きむらひろむ)くんです。そんな彼がワークスのインターンシップで感じ、得たもの。それらを冷静に分析し、鋭く語ってくれました。彼の独自の見解に触れることで、新しい知見を得られる内容になりました。就活生も、これから社会人になる方も必見です!
インタビュアー / 山野(内定者)
ーーまずはじめに、木村くんがワークスアプリケーションズのインターンへ応募したきっかけを教えてもらえますか?
インターンを応募するにあたって、認知と実行の2つのフェーズがありました。
まず前者の認知に関してですが、合同説明会に行った際に尋常じゃない数のビラを配られたことですね。同じ会場でぐるぐる回っただけで合計4枚も配られまして。。
「なんだこの怖いベンチャーは…(笑)」そう思ったのがワークスの第一印象ですね。
実行フェーズですが、別のサマーインターンの選考会で、こいつすごそうだなっていう学生に知り合ったんですけど、その人達に、他のインターンってどこ受けるの?って聞いたら、彼らがワークスのインターン受けるよって言っていたので、よし応募しよう!と。
ーーなるほど。参加する人が優秀かどうかって重要な要素ですよね。実際にインターンに行ってみて、その中で意識的に取り組んでたことってありますか?
インターン中意識的に取り組んだことは、2つあります。1つは最優秀賞を取るという目標を掲げたことですね。このインターンは目標を決めてそこに向けて走りきろう。そう決めて臨みました。2つ目は自分の中で納得いくまでやる。妥協をしないということを常に心がけていましたね。
ーー高い目標を掲げて、それに対して妥協を許さなかったということですね。
そうです!これは僕の持論なのですが、人間って、目標を掲げたのに制限時間が迫っててどうしようってなった時に2パターンのタイプに別れると思うんです。1つは、目標を少し下げることでゴールを達成するタイプ。もう1つは、目標はあくまでも下げず、工数を増やすことで理想を追求するタイプです。僕は完全に後者で、絶対に最初に決めたゴールは下げないと決めていました。時間がないからとか、これだけ頑張ったからもうこの程度でいいだろうとかは、絶対に許しませんでした。
ーーなるほど。妥協しないことって、結構精神的な強さが必要で大変なことですよね。木村くんはインターン中に妥協しかけたことってありましたか?
なかったです!
妥協しない状態というのは、自分の中でカチッとはまるというか、疑問点が全てなくなるまでやりきる、という風に定義していました。レビュー前の日報にも、A評価をもらえることを確信したような内容を書いていた記憶があります。それくらい自分の中で確かな自信をもった状態でアウトプットを提出することができました。
ーーそれはつまり、誰からも突っ込まれない状態だったってことですか?
そうですね。実際、担当のMSさんからも何にも言われなくて。 他のみんなは、MSさんが怖いって言ってたんですけど。僕の場合は、本当に何にも言われなくて。。
あとでMSさんに聞いたんですけど、「木村くんみたいな人はあんまりこっちで色々言っちゃうと変な方向に行っちゃうだろうから、あえて放任してたんだよ」って言われました。
ーー木村くんは実際、放任されて伸びるタイプなんですか?(笑)
う~~ん。どっちかというと、褒められて伸びるタイプだと思うんですよ(笑)
唯一褒められたのは、僕、ミッション1で D 評価だったんですけど、木村君は厳密にはD+だねって言われたことですかね。ミッション1は2日間くらい行けない日があったので、「もっと時間があればさらに良い物ができたかもね、ミッション2では期待してるよ」って言われて。それがすごいうれしかったです。
あ、でもミッション2が終わった後のちやほや加減はすごかったですよ!(笑)
ーー会場内ではナンバー1だったんですもんね。
そうなんですよ。一回も話したことない人が「木村くんてすごいんだね!」って話しかけてきて(笑)
ーーそんな木村くんでも、インターン中に苦しんだことってありましたか?
ミッション2のときなんですけど、アイデアが中々固まらなかったことですね。ここは結構辛くて、ずっとA4の白い紙に業務想定を書き込んでいました。
ーーそれは何が問題だったんでしょうか?
インターンは与えられた課題に対して、理想を定義してから現状とギャップ、それを埋める解決策を提示するという流れなんですけど、僕は現状とギャップが出た段階で、そのギャップをどうやって解決するべきかに悩みました。
自分にとっての最大の敵はExcelだったんです。つまり、これってExcelでできるよねっておもっちゃったんですね。なにかシステムを思いついても、Excelで代用できるんじゃないかと思ってしまう。
ーー突破口は何だったんですか?
実はですね、終わってから改めて、みんなの突破口と僕の突破口の違いを分析してみたんです。
ーーおぉ、どんな違いなんですか?
みんなの場合の突破口は、良く言えば、ワンパッケージにして、全体的な効率化を図ろうというものです。悪く言えば、個々の業務におけるインパクトに欠ける。
それに対して、僕の場合は一点集中型なんです。最も解決すべきポイントに的をしぼって、そこをとことん深堀りしていくスタイルです。
このスタイルが、Excelでは代用できないようなビジネスレベルのプロダクトへと導く、突破口になったのだと思っています。
ーーなるほど。限られた時間内での製品開発だからこそ、一つの領域に的を絞ってとことん深掘りすることが求められますよね。
アイデアに苦しんだ際にA4の白紙にひたすら書き込んだ業務想定
ーー木村くんはこのインターンでなにか得たものは有りますか?
自分の得意不得意分野に気付けたことですね。
個人ワークとグループワーク*1の両方に取り組んだことで、自分は個人ワークの方が得意なんだなと自覚できました。個人の場合は、自分の頭の中で考えたことをそのまま実行できますよね。「何か違うな」と思ったら、パッと方向性を転換できる。でも、グループでの場合は、その「何か」を相手に噛み砕いて説明しないといけない。自分は説明するのが苦手なので、とても苦戦しました。。
ーーなるほど。チームプレイが苦手だということに気づいた今、得意分野に突き進むか、それとも苦手を克服するのか、木村さんはどちらを目指そうと思っているのですか?
苦手を克服したいと思っています。
もし、前者なら、自分で会社を作って一人でやればいいじゃんってなるんですけど、一人でできることって、たかが知れてるじゃないですか。世の中を変えるようなインパクトのあることをやっていこうと思ったら、やっぱり、チームプレイが出来るようになったほうが良いですよね。チームの中で、みんなと歩調を合わせつつも、いかに自分の良さを殺さずに尖ったままでいられるか。そういった視点で克服していきたいなと思っています。
ーー自分の尖った部分をチームに還元するって、どうしたらできるんでしょうか。
伝える力を高めることだと思います。
自分の考えを相手の気持ちなどを踏まえて、「ロジカル」と「パッション」を持って伝えることが必要です。
相手に伝えるって大切なことで、相手に説明する過程で、自分の意見が論理的に詰められていないなってわかるので。
———なるほど。ロジカルとパッション、両輪強くなったら最強ですね!卒業までに、就活以外でなにかしようと思っていることはありますか?
今、僕は2つのプロジェクトをやっているんですよ。一つは産学連携のプロジェクトで、もう一つは理科大のOBOGと学生をつなげるような活動をしています。まあでもこれは、話すと長くなるので。飲みに行ったときにでもじっくり話しましょう(笑)
ーーぜひぜひ(笑)では最後に、木村くんにとってワークスのインターンとは何か聞かせてもらえますか?
「掲げた目標にむけて挑戦でき、成果が目に見えてわかる場所」です。
自分には軸がないとか、自信がないって言う人、たくさんいますよね。
僕は自分に自信を持っています。それは、決して根拠の無いものではなく、たくさんの成功体験があるからです。成功体験の数が自信をもつことにつながると、僕は思うんです。
ワークスのインターンでは、まず個々人が目標をかかげます。そしてそのPDCAを3回も回すチャンスがあります。目標を掲げて、それに向かって努力し、失敗したり、前よりちょっと良くなったりの繰り返し。つまり、成功体験を積めるチャンスが3度もあるんです。
ーー成功体験ってなかなか積めないですよね。
そうですね。僕は普段から成功体験を得るための打席に立つことを意識してきたので、人よりもその経験を積むことができ、自信を持つことができました。
でも、意識していなければ、日常生活の中で打席に立つチャンスってなかなかないものだと思います。
自分に自信がない。自分に自信がないことに気づいてない。そんな人にとって、タダで打席を得られるワークスのインターンはもってこいです。そういう人に是非行ってもらいたいですね。
ーー「打席を得られる場所」。なるほどたしかに、うまいこと言いますね(笑)木村くん!今日は本当に面白いお話、ありがとうございました!とても勉強になったのでみなさんに読んでもらうのが楽しみです。
こちらこそ取材していただきありがとうございました!
人とは違った視点で、ワークスのインターンシップを振り返ってくれた木村くん。彼の言葉の節々から感じ取れる、確かな自信には、目を見張るものがありました。人間、誰しも自信がなくなってしまうことがあると思います。だからこそ、成功体験を得るための打席に立てるよう、失敗をおそれず飛び込むことの大切さを痛感しました。
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