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「あなたにとって、安定って何ですか?」〜働くを本気で考える味元君の話〜

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今回取材を受けてくれたのは、17卒内定者の味元君です。
とにかく勉強熱心ストイックな彼。持ち前の明るさとユーモアさで、内定者の中でも一際目立つ存在です。
そんな彼が、「真面目な」学生代表として、自身の就活についてワークスのインターンに触れながら熱く語ってくれました。
就活を頑張りたい!けどやり方が分からない。そんな人にとって必見です!
 
インタビュアー/山野(内定者)

 目的をもち、それを達成するための小目標を設定し積み上げる

ーーさっそくですが、味元君がどんな学生なのか、読者のみなさんに伝わるように話していただけますか?
はい。真面目ストイックを大事にしていますね。例えば、大学の授業は予習復習をして、いつも一番前に座って受けるようにしています。就活に関しても人一倍考えて、自分が納得いくまでとことんやり抜きました。どんなことをするにしても、頑張らないと気が済まず、泥沼に入ってしまっても、少しずつでも着実に突き進む。そんな人間です。
 
ーーありがとうございます。ではそんな正統派な味元君が、どのように就活を行ったのか。ワークスのインターンがどのような影響をもたらしたのか。色々と聞かせていただきたいと思います。ワークスのインターンを受けたきっかけを教えていただけますか?
‘パトロゴ’というワークスの社員さんが講師を務める‘未来学講義’に参加していたんですね。そこで「これからITを取り巻く社会ではどういう人材が必要になっていくか」を考えさせられらたことがきかけです。実はすでにインターンの選考は通過していて、参加するかどうか迷っていたんですが、「ITが何なのかも知らず、手に触れることもなく、働き始めるのは怖い」と思い、’パトロゴ’での学びも相まって、参加することにしました。
 
 
ーーワークスのインターンには、どんな意気込みを持って臨みましたか?
ワークスのインターンに行くにあたって、2つの大きな目的を設定していました。
一つは、「『ITとは何か』という問いの答えを出すために、自分の目で見て確かめること」。
もう一つは、「物事をどう考えればいいのかの考え方・フレームワークを習得・訓練すること」です。
これからの頑張るフィールドを決める就活生としても、これからの未来を生きる一人の人間としても、大学生のうちにこの目標は達成しておかないといけない、と就職活動や’パトロゴ’を通して考えたんですよ。
 
ーー実際にワークスのインターンに行ってみて、事前に掲げた2つの目的に対する成果はどうでしたか?
ITに関しては、実際にプログラミングをやったからこそ、そのすごさを痛感しました。
インターンの課題で、実際にソフトウェア製品の企画・開発を行ったんですが、その製品名に、「ITとは何か」という問いの答えが凝縮されたんです。製品名に”Bridge”という名前をつけたんですよね。ITって、人やモノ、情報などのの繋がりを物理的な限界を超えて作ることが出来るんだって、課題に取り組む中で実感したんです。そんな答えが、製品名を考えたときに自然とふってきたんです。自分の作った製品がどういう意味を持っているのか。すっと肌感に落ちてきましたね。
そしてそれと同時に、やっぱりこれからの時代はITが必要不可欠なんだなって。ITに対して、ユーザーとしてではなく、開発者の立場で触れることができたからこそ、ITの持つ可能性を、文系大学生の僕でも身をもって体感することができました。出した答えは調べれば出てくるようなものですが、これを自分が実際に企画・開発したからこそ、この答えに納得することが出来たんです。
 
ーーなるほど。作ってこそ分かる凄さがあるんですね。考え方・フレームワークに関してはどうてしたか?
考えるフレームに関しては、想像以上の成果を得ました。自分の中で、ワークスのインターンで身につけたカタログと、具体的に考えるための5W1H。この2つは、今尚、自分のツールとして重宝しています。
 
ーーそうなんですね。その2つに関して読者の皆さんが分かるように、かんたんに説明してもらってもいいでしょうか?
はい。まず、カタログとは、家電などを購入した際についている、製品カタログのようなもので、その製品を導入することでもたらされるメリットを記したものなんです。いわゆるカタログのような機能ベースではなく、メリットベースで書かれるというのが一つのポイントですね。「この製品を導入したら、どんな人にとってどんなメリットがあるのか」を伝えるための手段ですね。
そして、「どんな人にどんなメリットが」と考える際に重宝するのが5W1Hです。5W1Hは皆さんご存知の、あの5W1H。それを、具体的に考えたいときに活用する。僕が想定している業務って、誰が、いつどうやってやってるの?という感じで。僕は「具体的に考える」という当たり前のようなところの難しさに躓いてしまい、5W1Hを身に着けることは必須だと考えました。
 
ーーなるほど。インターン中に学んだことを、しっかりと自分のモノにできてる感じですね。
そうですね。実際、今ワークスの内定者として取り組んでいる映画PRのプロジェクト*1や、個人で行っている就活支援の活動でも、そして論文執筆でも、この2つのフレームワークはとても意識しています。それぞれの活動は春からスタートしましたが、半年たった今でも、春と比べて使いこなすことが出来ている自分を実感します。もちろん、あくまでも手段ですけどね。
 
ーー2つの大きな目的を達成するために、インターン中になにか意識して取り組んだことはありますか?
目的を達成するための具体的な目標を、毎日、毎時間立てました。大きな目的に対して、それを具体化した小目標をたて、ひたすら積み上げていくっていうイメージですね。
 
ーーなるほど。積み上げ式ですか。小目標には具体的にどんなものなのがあるんですか?
たとえば、5W1Hを習得するという目的に対しては、今日は、「どんなに小さなことでも、5W1Hに分類する」という目標を立てて過ごしました。付箋に書いて、パソコンに貼ってましたね。
目的と目標の違いを意識して、今日は何をすべきか?という問を毎日投げかけて、その答えを日々の目標に置き換えて実行するんです。
他にも、全部で30個ぐらいの小目標をたてて、1つずつ積み上げていました。
  

自分の強みと弱みを知り、その使い方までも習得する。

ーーインターンを通して、何か新しい自分に気付いたことなどありますか?
そうですね。このインターン完全個人ワークで、自分のためだけに20日間も使える本当に貴重な体験でした。
僕は、周囲の人からは気難しいやつと思われるくらい、とにかく周りを気にしないようにしていました。
けど、それだけ真剣に自分と向き合ったからこそ得られたものもあったと思います。
 
ーー具体的に何を得たんですか?
自分の強み弱みの使い方、自分のコントロールを学べたと思います。
僕の強みは、性格でいうとストイック。スキルで言うとロジカルかつ客観的にモノを観れる所。
対して弱みは、完璧主義。これは上手く利用してやると強みにもなるんですけど、しっかりコントールしないとマイナスに働きます。インターン中に、自分の強みと弱みを明確にできただけじゃなく、その使い方まで学べたのは本当に大きな収穫でした。
 
ーーそうですね。ちなみに味元君は強みと弱みをどうやって使ってるんですか?
とにかく「考え抜く」ことを目的に使いますね。ワークスのインターンは20日間も自分で考えることが出来るんです。それに、社員さんも下手に口出しをしない。僕の場合は、なるべく聞かないように、報告だけをするっていうイメージで社員さんと話していましたが。
そんな環境の中で、超難関の課題に挑戦する。当然、考えても詰まってしまうことが何度もあったんですよ。でもそこは自分の完璧主義なところをうまく利用して「まだだ、お前はこんなもんなのか」って自分を罵倒して(笑)、そこで5W1Hとか上手く手段を駆使しながら、愚直でも泥沼でも突き進む。そういったところはストイックでよかったなと思います。
でも、完璧主義をいつ利用するかって、けっこう難しくて。もともと、人に聞かない性格だから、泥沼に入っても諦めようとしないんですよ。でも強みのストイックと弱みの完璧主義、そしてインターンで身に着けた思考のフレームワークを駆使して、自分の中で絶対に抜け出さないといけないっていう泥沼に気づくことができました。おかげで、時間は大幅にロスすることになりましたが、それでもそういった経験から「自分の使い方」を知ることができました。
 
あと、牧野さん(ワークスアプリケーションズCEO)の語録の中の一つに、”最強のビジネスパーソンとは、悲観主義でポジティブな人間だ” という言葉があるんですが、僕はこれが本当に好きで。こんなにうまく言語化はできていませんでしたが、もともと自分が大事にしていることだったんです。
 
ーー聞いたことあります!それってつまりどういう意味なんでしょうか?
まず、悲観主義に関して、これは性格の問題なんです。物事を認知したときにどう感じるか。何かをやる時に「あ、これ大丈夫かな、あ、あれも…」なんてことありませんか?その「懸念点」が考えるヒントになるんです。
そして、ポジティブというのは、その懸念点をどのように考えるか。あくまでスキルの問題で、習得すれば誰でもポジティブになれます。「これ大丈夫かな…」って不安になることも、「どうすれば上手くいくんだろう」と考えるんですよ。
つまり、注目すべきポイントを悲観主義によってとらえ、ポジティブシンキングによりそれをマネジメントする。そんな人はかっこいいって思いますね。
 
ーーなるほど!たしかにそうかもしれないですね。
大学に入るまで、悲観主義でネガティブだった僕にとっては、この上ないヒントになりました。
悲観主義を弱みと思っていたけど、これは強みなんだなって再確認できたし、インターン後はポジティブに捉えるスキルに磨きがかかっているなと感じています。
 
ーー牧野さんの言葉にしかり、ワークスの社員さんの一言で、道が開けることってありますよね。
そうですね。特に、自分の中にある大きなテーマを、社員がビジネス視点で言語化してくれることで、大学生までに培ってきた、自分の考えや、もやもやしたこと。これらが一気に腑に落ちたんです。ワークスの社員さんってすごい!と本気で思った瞬間です。
 
ーーなんでこんなにも言語化のスキルが高いんでしょうか。
やっぱり現状想定が行き届いてるからだと思います。日頃からカタログを書いたりと、自分の考えを言葉としてアウトプットする癖がついているんだと思います。
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インターンでの学びをまとめたノートのほんの一部分。

自分がどうなりたいのかをはじめに描く“ゴール思考”

ーー強い成長意欲を持ってワークスアプリケーションズに入る人が多いと思うんですが、味元君はどうですか?
もともと、僕は「成長したい!」とは、強く意識して考えていませんでした。
というのも、大学3年の秋ごろまでは、「安定を得るために働く、まあ成長はしたくないというわけでもない」という典型的な安定志向の大学生で。ただ、最初の方にも少し話しましたが、大学3年の秋に受けたパトロゴでの学びが本当に大きいのかなと思います。今まで考えたこともなかったこと、いや、考えようとしなかったことを考えるようになったんです。
「安定ってなんだろう」という問いを自分にぶつけ続けるうちに、自分にとっての成長している状態ってこうだなとか、そのために、どんな会社でどのような働き方をするべきかの軸が見えてきたんです。
正直、もともと日系大手志望の僕にとっては、この問は、大手に行かないかもしれない自分を作ってしまうから、かなり怖かったですが。
 
ーー大手に行かないかもしれない自分を作る。面白い考え方ですが、たしかにそうなのかもしれませんね。
でも絶対に、この問についてしっかり考えないとだめだと思います。
大手とかベンチャーとかで区切ったり、業界で区切るとかはナンセンスで、大切なのは自分がどうなりたいのかをはじめに描く“ゴール思考”で考えることだと思いますす。そうすると、自ずと会社を見る軸が明確になるんです。
 

自分で問をたて、その答えを作ることにコミットする

ーー味元君はご自身の就活を終えた今、どんな活動をされていますか?
リクロスという団体で、大阪大学の就活生対象の就職支援活動をしています。元々「大手志向」「安定志向」だった自分が、なぜワークスアプリケーションズ入社という選択をとった体験談、つまり自分が閉ざしていた可能性を広げられた体験談を伝えたくて、自分の人生・これからの社会を本気で考えた就職活動を後輩たちにも経験してほしいんです。
その思いは、内定者として取り組んでいる映画「インターン!」のプローション活動などを通して、全国の大学生に伝えていきたいと思っています。映画を観て、自分がどういう働き方をすべきかを考えるヒントを得てほしいなって。そして、自分もインターンに参加したいって思ってほしい。これは、企業に頼まれたからとかではなく(笑)、僕が本気で思って、自分からやってることなんです。
もちろん、僕は自分とまったく同じ道を就活生に歩んで欲しいというわけではありません。
伝えたいことはひとつで、とにかく自分で問いをたてて、自分なりの答えをだしてほしいということです。
就活のプロセスを本当に大事にして欲しいと思っています。この思い、届いてほしいな(笑)。
 
ーーありがとうございます!きっと味元君の想いが伝わったと思います。最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします!
これから就活をする人にとって、まだ軸が明確でなかったり、自分の強みがわからないという人も多いと思います。そんな後輩にはまずワークスのインターンを勧めています。ワークスのインターンに行けば、就活のベクトルづくりのきっかけになるだけじゃなく、自分の能力の活かし方まで学べるので。ほんと、就活における基礎教養みたいな感じです。
一番不幸なのは何も考えずに、人の話に流されてしまったり、考えではなくイメージで決めてしまうことだと思います。
偉そうに言いますが、自分の人生を幸せにしたいなら、自分が頑張るしかない。
そのために、どれだけ自分で問をたて、その答えを作ることにコミットするか。
就活はそれに尽きると思います。ぜひ、納得いくまで努力し続けてください!
 
 
もともと大手思考だった彼が、安定とは何か?という問に対して自分なりの答えを出し、自身のキャリアを迷いなく選択できるようになった経緯を話してくれました。これから就活を頑張りたいと思っている学生にとって、最も大切なのは、自分のキャリアについて、自分の頭で考え、自分自身で選択するということ。その第一ステップとして、ワークスのインターンシップを自信をもっておすすめします!
 
 
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